しずさんが認知症とうつになりました

-日々の記録~迷い、悩み、考えながら親孝行?-

『ごんぎつね』を読む 


13時過ぎ、Gホームに電話する。

「今日の調子はどうですか」聞くと、

職員さんが「今は、静かに本を読んでいらっしゃいますよ~」と答える。

すぐに、しずさんに代ってもらって、
「どんな具合?」聞いてみた。

「よかよ~」
「今ね、本をね、読んでね」
「雨だからね、外に出られんからね~」

ゆっくり、少し呂律が回らない感じで話すが聞き取れる範囲、

「なんの本を読んでいるの?」聞くと、

「ご~んぎづね~ぇ~(ごんぎつね)」
「ホームにあってね、見せてもらってるのよね」

『ごんぎつね』は先日、私がブックオフに行ったついでに、しずさんに何冊か購入して持っていったうちの一冊、

私が持ち込んだことは、すっかり忘れている…持ち込んだ時点で、頭に入ってなかったと思う。

しばらくはベッドの脇に放って置かれていたが、やっと読んでくれた、

強制はしたくないので、いつか見てくれるかな?

そんな感じで見守っていた。

でも、本の感想を聞いても「………?」で、読んではいるが、理解の程はわからない、

食事のことを聞くと、
「おいしくてね~、ごちそうばかりで…」
「こげん、よかもんを食べてもいいのやろか~」
「そばやら、寿司やら、おいしいよ~」

「朝に風呂に入って」
「洗濯もしてくれて」
「髪も切ってくれて」
「みんな、よか風にしてくれるよ~」

しずさんが褒めちぎるときは、危険信号かもしれない?

この前の精神的な興奮から丁度7日目、安心してると、真逆の状況になってしまうことがあるので不安のほうが強い。

今日の様子は、落ち着いて穏やかなのでホッとした。


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2017/04/10 Mon. 21:43 [edit]   tb: 0   cm: 0  

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誤解が解けた 


調子がいいとき、しずさんは色んな話をしてくれる。

こんなに話しを聞く、するのはこれまで、お互いなかった、

この前、ボソッと「おまえは、話さん人やったよね」、言われた。

私が「怖かったよね、怖くて話せんかった」というと、少しだけ表情が強ばって下を向く、

「厳しかったよね?」
「私だけ、なんであんなに厳しかったの?」聞くと、

間をおいて、
「長女の方が厳しくしたかもね」
「長女に、一番厳しくしたかもしれん」

想像すると、
子どもだった私は、長女さんに厳しくしているのを見て、怖いと思ったのか?

だから、怖くて話すことができなくなった。

そして、話さない私の扱いに戸惑って、しずさんは関わることをさけ、私は私で無視されて育ったと勘違い?

あまり、記憶がないので、しずさんと二人で推理してみた…

たぶん、そう考えるとお互いの誤解が解ける。

長女さんが、都会に行ってしまったのも、しずさんの厳しさが原因かな…勝手に想像するのは私の悪い癖?

都会に行ってしまった長女さんに優しかったのは、罪滅ぼし?…そういうことかな、

それだけを記憶している私は、嫉妬していたのかもね、

違ったら、長女さんごめん!

そして、私が知らなかったことを話してくれた、

しずさんが一番、期待していたのは私だったこと、
話さないが、放っておいても何でも自分でできて、頼りになっていたらしい?

私のこと、嫌いじゃなかった、むしろ頼りにしていただなんて…初耳!

その期待を、ぶち壊して反抗的な行動ばかりしていた私に、あきれていたことも話してくれた。

三女さんに対しては「あれはね~、頼りにならんよね~」小さい声で、言った。

本音は違うと思うが、私のように皆の誤解が解けて、笑える日が来ればいうことない。

そう考えて…その日を、しずさんと二人で今も待ち続けている。

認知症でも調子のいいときは、普通に話ができて…しずさんと話すことが、私の今の唯一の楽しみ!



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2017/04/10 Mon. 10:09 [edit]   tb: 0   cm: 0  

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